国鉄蒸気が姿を消してから2年後の1977年3月、石川県小松市の地方鉄道「尾小屋鉄道」が廃線になるという情報が「キネ旬蒸気機関車」誌に載った。すでに蒸気機関車は走っていないが、国鉄の軌道より一回り狭い762mmのナローゲージ。郷里の近くを走っていてひと足先に廃線となった大分交通耶馬渓線をほうふつとさせる雰囲気だった。3月17日、上野から上越線の夜行列車で行けば途中の糸魚川で下車して東洋活性白土のチビロコも撮影できる。友人を誘って廃線直前の尾小屋に向かった。廃止前前日に現地入り。山間部は名残雪があって思いのほか寒く、さよなら装飾を施した列車に乗ったり、線路際を歩いたりしながら撮影した。が、メモをまったく取ってらず、寄る年波で記憶があいまい。HP上の地図や資料を参考に撮影場所の確定するという体たらく。なんとか公開にこぎ着けることができた。(写真の無断転載転用を禁じます)。 |
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