| 思い出の世界へ |
| いらっしゃい |

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昭和四十五年に山と渓谷社より出版された「蒸気機関車の旅」は、それまで私の見てきたガイドブックとはかなり内容が違っていました。素晴らしい写真はもとより、その文章は撮影地の紹介よりも、その線区の思い出話などでまとめられていて、それがまた、旅情をそそる素晴らしい内容でした。現役当時は、それこそ必携の書として、どこにでも持って行ったものです。 その中でも、裏表紙の高森線の写真が特に印象的で、私の求める蒸気機関車の写真の、本質のようなものが感じられました。この撮影場所に憧れ、それこそ夢に見たほどでした。 初めて訪れたのは昭和四十六年の夏でした。仲の良い友人達と九州の蒸気機関車撮影旅行の時でしたが、この時は九州全域が対象でしたので、高森線には僅か半日だけの訪問でした。 それから3年後の夏、現役蒸気機関車末期の頃です。翌年の3月に無煙化されると聞き、一人で再訪したのが最後となりました |




| 高森駅では、国鉄職員(当時)の方に大変親切にして頂きました。ご自宅に二泊もお世話になり、夕方「風呂へ行こう」と誘ってくださったのは、C12の蔵の中にある職員用の風呂でした。窓からは夕日に染まる雄大な阿蘇の外輪山を眺め、隣ではC12が体を休めています。ゆっくりと湯船につかりながら、至福の時を満喫しました。 |

| 写真では分かり難いですが、左側の建物がC12の蔵で、職員用の風呂がこの中にあります。 |







| 第二白川鉄橋から見た在りし日の碧水楼。川原に降りるには、この温泉旅館�猜某縅悪瓩涼罎鯆未蕕覆韻譴个覆蠅泙擦鵑任靴拭�ここでも大変親切にして頂き、汽車を待つ間、ロビーを利用させて下さいました。画面の左奥に建物とプールが見えます。 |

| 「蒸気機関車の旅」の裏表紙とほとんど同じカットです。この写真を見たとき、胸に迫るような、深い印象を覚えました。 |
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