ドイツ語圏 (鉄道)
Nr.49Deutschland ・ Dampf SPEKTAKEL 2018 〜 掘
(壮大な蒸機の光景)〜掘 In Oberbillig

■ 2018年4月28 、29日 撮影 オーバービリヒにて

かつて日本の集落において、川の向こうは「異界」であった。ゆえに疫神に魔障などは集落の外れの川まで追い込み、集落の内部から外へ捨てた。観念的には異界であっても、川向うの民衆とは水争いや焚木拾いの争いなどで顔を合わせる機会は有ったろうし、言語も通じないということも無かったであろう。

集落外の純然たる異界という感覚、これは言葉の違いということがあれば、分かり易い。日本の、特に現代では経験しえない感覚である。

しかし Oberbillig に降り立ってモーゼル川の対岸、つまりWasserbillig の方を見ると、「異界」感が半端無い。こちら側はドイツ語。対岸にはフランス語の看板や旗が見える。対岸はフランス語を用いる、ルクセンブルクなのだ。フランス語を解せない拙者にとって、フランス語の世界は「異界」でしかない。あちらに渡ったら、対岸に渡ったら、もう御仕舞だ。そんな恐怖も感じた。大げさかもしれないが。川を渡ると国が変わる。それがヨーロッパなのだ。

Oberbillig では、Nennig から Trier を経て Wittlich 方面に往復する汽車、そして対岸を行く Luxemburg (ルクセンブルク)〜 Trier を往復する ルクセンブルク唯一の動態保存蒸機が撮影できる。初日の午後にはダイヤが乱れ、しかも雨が降ってきたので Trier に戻ろうかと思ったが、なんとか撮影を続けた。

上写真5枚;Nennig から Trier を経て、Wittlich 方面を往復する 52型牽引の列車。 

上写真; Luxemburgische Staatsbahnen ( CFL ) の 保存機関車5519牽引、13403列車。 Wasserbillig Viadukt を渡る汽車。橋の左側がルクセンブルク。この橋がドイツとの国境なのだ。 ドイツからフランス語の看板や旗が掲げられたルクセンブルクを見ると、半端無い異界感だ。


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Last Updated  2018-06-20