ドイツ語圏 (音楽・観光)
No.K-1-20 作曲家リヒャルト・ワーグナー(上演 ) 2019
Nr.K-1-20 Richard Wagner  Das Spiel , im Jahre 2019

リヒャルト・ワーグナー 作曲作品 上演

平成31(2019)年04月28日(土)から 令和元年05月06日(月)の間、つまり日本の GW 期間の訪独中に、ワーグナーの演奏会を4回鑑賞する機会を得た。
各所でワーグナーの演奏会が、それも素晴らしい歌手で開催できるとは、さすが本場ドイツである。

■ 2019年04月28日(土) ハンブルク国立歌劇場 ( Staatsoper Hamburg )

舞台神聖祝典劇 『 パルジファル 』
Bühnenweihfestspiel in drei Aufzügen PARSIFAL

第一幕;17時01分 〜 18時44分
第二幕;19時11分 〜 20時13分
第三幕;20時40分 〜 21時50分

上写真2枚;WEB で座席を予約。

上写真2枚;上演中の写真が載ったプログラム、チケット。背後は休憩中のロビー。

上写真;WEB で申し込んだ席からの眺め(演奏中は撮影せず)。

前回は『トリスタンとイゾルデ』を聴いた ハンブルク国立歌劇場、3年ぶりの訪問であった。 日本の GW中の訪独で、どこかでワーグナー演奏会が無いか探したら、ドイツ到着日に ハンブルクで『パルジファル』が有ったので、朝に Hanau HBF で蒸気機関車の撮影を 一回行ってから、駆け付けた。ただ、HP で上演の舞台写真を見た時は違和感しかなかった。 ピエロのようなおどけた化粧やコスチュームに、何の意味が有るのか理解不能だったのだ。 はっきり言って、何だか気持ち悪い演出なのだ。聴き終わった今でも化粧や衣装の読み替え の意味は理解できないが、それなりに面白かった。気持ち悪ければ目を閉じて、コンサートオペラ として楽しもうと思ったが、しっかり目を開いていても楽しめた(汗)。不気味な姿とは 裏腹に抑制された動きが重厚さを出していた。そしてオーケストラが半分位隠れるような 覆い が設置されていたのも意外性で良かった。三階席から見ていたので半分、オーケストラも見えたが、 一階席からだとオーケストラは覆いに隠れて見えなかったかもしれない。云うまでも無く バイロイトのような音響効果を狙ったのであろうが、底から響いてくるような重みのある 音楽は荘厳であり、品位を失ったいなかった。

演出では アムフォルタスが死に、クンドリーが生きるのがト書きと異なる。パルジファルが クンドリーの首を絞めるシーンが有り、それによってクンドリーの 魔 の属性が抜け 聖 の 存在となり、生き伸びたのであろうか。 ともあれ、強い余韻を残した名演名演奏であった。

Musikalische Leitung;Kent Nagano
Inszenierung;Achim Freyer

Amfortas;Egils Silins
Titurel;Tigran Martirossian
Gurnemanz;Kwangchul Youn
Parsifal;Robert Dean Smith
Klingsor;Vladimir Baykov
Kundry;Tanja Ariane Baumgartner

Chor;Chor der Hamburgischen Staatsoper
Orchester Philharmonisches Staatsorchester Hamburg


■ 2019年05月01日(水) フランクフルト歌劇場 ( Oper Frankfurt )

舞台祝祭劇『 ニーベルンクの指環 』
〜 第一日「 ヴァルキューレ(ワルキューレ) 」
Erster Tag des Bühnenfestspiels Der Ring des Nibelungen
Die Walküre

第一幕;17時00分 〜 18時05分
第二幕;18時40分 〜 20時08分
第三幕;20時41分 〜 21時53分

上写真;幕間には、聴衆は歌劇場外へ出て休憩する。

上写真;ロビーにて、チケットとプログラム。

上写真;同演出によるCD、DVD は2010〜2012年の収録で発売されている。

昨年聴いた『ラインの黄金』と同じ演出で、土星の輪(リンク)のような可動式舞台での上演である。 『ラインの黄金』の時は目まぐるしく動く舞台に違和感を感じたが、今回は素直に受け入れる ことができた。『黄金』の時よりも効果的だったからかもしれない。第三幕第一場のワルキューレ 登場のシーンは拳上されたリンクの下に棺桶が並び、次々と棺桶が運び入れられる演出は見応え あった。 フリッカの歌手が気高く美しいのが嬉しかった。ただ、最初からボータンはフリッカの 尻に敷かれており、第二幕を支配する存在であった。特に第二幕の最後、倒れたジークムントと フンディングの前にも表れて、結果を見届ける演出は効果的である。

ヴォ―タンの片目周囲が化粧でパンダのように塗られていたが、終わり頃には汗で殆ど剥がれて いた。やっぱ智慧と引き換えに片目を犠牲にしたのだから、独眼竜政宗じゃなきゃダメでしょう〜。

Musikalische Leitung;Sebastian Weigle
Inszenierung;Vera Nemirova

Siegmund;Peter Wedd
Hunding;Taras Shtonda
Wotan;James Rutherford
Sieglinde;Amber Wagner
Brunnhilde;Christiane Libor
Fricka;Claudia Mahnke
Gerhilde;Irina Simmes
Ortlinde;Elizabeth Reiter
Waltraute;Nina Tarandek
Schwertleite;Katharina Magiera
Helmwige;Ambur Braid
Siegrune;Karen Vuong
Grimgerde;Stine Marie Fischer
Rossweisse;Judita Nagyova
Frankfurter Opern- und Museumsorchester


■ 2019年05月02日(木) ライプツィヒ歌劇場( Opernhaus Leipzig )

舞台祝祭劇『 ニーベルンクの指環 』
〜 第一日「 ヴァルキューレ(ワルキューレ) 」
Erster Tag des Bühnenfestspiels Der Ring des Nibelungen
Die Walküre

第一幕;17時00分 〜 18時05分
第二幕;18時33分 〜 20時04分
第三幕;20時36分 〜 21時43分

上写真;歌劇場のHP 。

上写真;歌劇場外観。道路を挟んだ反対側に、コンサートホールの Gewandhaus が有る。

上写真;幕間にロビーで、夕食用に持参したパンを食べた。

上写真;ロビー。

意外とオーソドックスな舞台装置であった。というか、むしろ無理が有ると思える舞台設定 であった。ヴァルハラの設定が、その前に岩山を設定し炎で包まれるとは、意識の中で ヴァルハラの城(マンションのような建物)を消さないと違和感プンプンである。

軍馬グラーネやフリッカの車を牽く羊、それにカラスなどがダンサーによって舞踏されたが、 こちらも違和感プンプンであった。個人的な感想として、ダンサーを登場させない方が すっきりとした演出になると思った。

Musikalische Leitung ;Ulf Schirmer
Inszenierung ;Rosamund Gilmore

Sieglinde;Simone Schneider
Brünnhilde;Christiane Libor
Fricka;Kathrin Göring


■ 2019年05月04日(土) ライプツィヒ歌劇場( Opernhaus Leipzig )

舞台祝祭劇『 ニーベルンクの指環 』
〜 第二夜「 ジークフリート 」
Zweiter Tag des Buhnenfestspiels Der Ring des Nibelungen
Siegfried

第三幕; 20時43分 〜 22時07分

上写真;歌劇場の HP 。

上写真;ロビーのワーグナー胸像とプログラム。

上写真;オペラハウス正面玄関。

上写真;ライプツィヒ歌劇場で聴いた2曲のプログラム。

Erzgebrigische AussichtsBahn で蒸気機関車を撮影してからライプツィヒに戻ったので、 聴けたのは第三幕だけであった。

ジークフリートがブリュンヒルデを炎の岩山から解放した後、ダンサーが歓喜(?)の 踊りを2人の周りで踊るが、気が散ってしまった。凝った演出は私的にはイマイチに思えた。

Erda;Henriette Gödde
Brunnhilde;Katherine Broderick
Stimme des Waldvogels;Bianca Tognocchi
Siegfried;Michael Weinius
Mime;Dan Karlström
Der Wanderer;Simon Neal
Alberich;Tuomas Pursio
Fafner;Randall Jakobsh


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Last Updated  2019-06-09