撮影場所&日;奈良市春日野町、平成17(2005)年11月3日
11月3日には春日大社で、午前・午後二回の舞楽奉奏があります。 |
《参考文献》 【年中行事儀礼事典】川口謙二、池田孝、池田政弘:東京美術 【神社と神々】井上順孝:実業之日本社 【雅楽壱具】林陽一、東儀俊美ら:東京書籍 |
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上左写真 【(右)還城楽】『明治祭』にて、林檎の庭で。 上右写真 【 〃 】『舞楽演奏会』にて、直会殿で。 蛇を好んで食す胡国人が、蛇を見つけて喜ぶさまを舞う曲。左右両舞がありますが、本日は右方舞でした。左方舞は当曲で二拍と四拍の混合拍子(只拍子)で、右方舞は二拍と三拍の混合拍子(夜多羅拍子)の違いと、蛇の巻いてる向きが違います。上の写真は蛇を威嚇する所作“ろくろ”です。曲は、一名【見蛇楽】ともいうそうです。 |
【還城楽】
【還城楽】
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上左右写真 【五常楽(左舞)】 唐の太宗が貞観(627〜649)の末頃に作った曲といわれてます。“五常”とは、儒教の“仁・義・礼・智・信”で、それを五音に配した曲ということです。獅子の絵の付いた蛮絵装束で、四人の舞人さんが舞う平舞です。今回は、序破急が通して奏され、それは20年ぶりということです。40分を越える大曲でした。 |
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上左右写真 【狛桙(右舞)】 高麗から来貢するときに、五色に塗られた棹を操って渡ってきた様が舞われます。四人の平舞です。当日は女性の舞人さんでした。 |
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Last Updated 2005-11-13