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No.39 鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭
撮影場所&日;神奈川県鎌倉市雪ノ下、平成19(2007)年12月16日
撮影機材;Nikon D300+SIGMA18-50mmF2.8、D80+AF85mmF1.8D
現地情報;御鎮座記念祭は例年12月16日午後5時より斎行、フラッシュ撮影禁止

源頼朝(久安3、1147年4月8日〜正治元年、1199年1月13日)は、治承4(1180)年10月6日に鎌倉に入った。やがて祖先の源頼義が岩清水八幡宮から鶴岡若宮へ勧請した八幡宮を現在地に勧請して、鎌倉を整備し始めた。建久2(1191)年、鎌倉の町屋で起こった大火により鶴岡八幡宮の社殿は焼失した。復興にあたって源頼朝は現在のように上宮下宮の形に整えた。同年11月21日(旧暦)の遷宮の日に都より伶人の多好方を招いて、奉仕させたのが御神楽の初めである。その日を新暦にして例年12月16日に「御鎮座記念祭」が斎行されている。
御神楽は、本役(神迎え)、中役(神遊び)そして後役(神送り)で構成されている。さらに本役は人長式の部、採り物の部に。中役は小前張の部、雑歌の部に。後役は星の部、元風俗歌の部に分かれる。まづ神楽歌「阿知女作法」の本歌・末歌に於介が謡われた。巫女さんによる「宮人舞」は現在無くなった中役の大前張に同名の歌があるので、「神遊び」と云える。「人長舞・其駒」は星の部のあたりで神様がお帰りになった後に舞われるので、直会の舞のような感じである。
午後5時、神職さんが上宮へ参進そして退下される時にはまだ境内の電灯も点いているが、庭燎に点火される直前にはそれも消灯され、境内は真っ暗になる。篝火の炎で影も揺れ、薪の弾ける音だけが響く静寂の中、神楽歌が始まる、、、CD(※)でしか聴いたことが無い「阿知女作法」が闇に吸い込まれていく、、、空には市内と思えぬ程の星が瞬き、漆黒の冷気が身を包む、、、。この神聖な空間を写し表現することは不可能に近い。記念祭後には、撮影成果が上がらなかった虚脱感と同時に神々しい場に身をおいた感動が、複雑に交差した一夜であった。(御神楽については、知人のハマー氏がアドバイス下さいました。感謝致します)

     (※)CD世界宗教音楽ライブラリー【日本の神楽】、KICC 5750、¥2,500

上左写真;源頼朝供養塔、上右写真;鶴岡八幡宮

上写真4枚;「宮人舞」・・・かなり暗く、写真上から3枚目が見た目に近い

上写真2枚;「人長舞」其駒


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Last Updated  2010-06-10