撮影場所&日; 名古屋市熱田区、 平成23(2011)年5月4&5日 三種の神器は“八咫鏡(伊勢神宮)”“八尺瓊勾玉(皇居)”そして“草薙剣”である。 熱田神宮の御祭神は熱田大神で、御神体は三種の神器の一つである神剣“草薙剣”である。熱田大神とは、この神剣を御霊代とする天照大御神である。この神剣を天智天皇7(667)年に、僧の道行が盗んで新羅に逃げようとした。が、神風であろうか、船は暴風雨で日本に戻り、神剣は宮中に留め置かれた。しかし天武天皇の朱鳥元(686)年に、天皇が病気になった際の占いでは、神剣の神威が強いためと結果が出た。そのため神剣“草薙剣”は天皇から離されて、再び熱田神宮に還座された。 【酔笑人神事】は、神剣が戻ったことを歓喜笑楽した、との故実に基づいて装束の袖に面を隠し持って、2人が袖の上から叩いて「オホオホ」と笑ったのをキッカケに16人の神職さんが爆笑する祭典で、5月4日の夜に斎行される。 おおっぴらには喜べないということから、境内すべて消灯される。 【神輿渡御神事】は、神剣が宮中から熱田神宮に還座(戻る)された時の御神託に基づき、鎮皇門(現西門)で皇城鎮護の祭祀を斎行した故実に基づいた神事。御神宝を棒持し、神輿を中心に本宮から南下して正門から西門まで往復する。西門での祭典では、巫女さんが神楽「みつるぎの舞」を奉納される。5月5日に斎行される祭典で、前夜からの連続性のある祭礼である。 |
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■ 酔笑人神事 |
■ 神輿渡御神事 |
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Last Updated 2011-07-21