No.13 2024(令和6)年 �后�
| ★私の拝聴記録であり、谷口氏の演奏全記録ではないことをご了承下さい。 |
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■ 被爆ピアノ(第二回)平和コンサート 2024年07月27日(土)谷口沙和day スタジオフローラ(名古屋市西区花の木) 2024年07月28日(日)佐藤奈菜day モナペトロ(名古屋市中区栄) |
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上写真3枚;27日の撮影。記念写真は左から宮脇氏、佐藤氏、谷口氏、尾崎氏
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上写真;モナペトロ外観、ハンドベル、被爆ピアノ
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広島長崎の原爆で被爆したピアノが、11台現存している。 その内の10台は広島で1945年08月06日に被爆しており、殆どは演奏不可能なほど の破壊状態であるとのこと。しかし爆心地から約3Km離れた所で被爆した当時 17歳であった かずこさんのピアノは、現在では広島のピアノ調律師である 矢川光則氏によって状態が維持されて、氏によって現役状態が保たれている。 この通称「被爆ピアノ」は氏が自身の4トントラックに乗せられて戦争の悲惨さ 平和の尊さを後世に伝えることを使命に、これまで全国47都道府県で約3000回の 「被爆ピアノ平和コンサート」として巡演コンサートに貸し出されて演奏に用い られている。 今回名古屋での開催は2回目であり、ピアニストの佐藤奈菜さん ヴァイオリニストの谷口沙和さんによって2日間の開催が企画実行された。 07月27日(土)は 沙和day として谷口さんが責任者として スタジオフローラ (名古屋市西区花の木)にて三部構成で行われた。 07月28日(日)は 奈菜day として佐藤さんが責任者でモナペトロ(名古屋市 中区栄)で三部構成で行われた。 27日の構成は 第一部が「小中高生による音楽会」 第二部が「歌とピアノによるコンサート」 第三部が「ヴァイオリンとピアノと歌によるコンサート」 28日の構成は 第一部が「金城高校ハンドベルクアイア、金城大学卒業生声楽科 アンサンブルリリー・ミューズとピアノによる演奏会」 第二部が「被爆ピアノ触れ合い演奏会」 第三部が「アーティスト達の共演コンサート」 であった。 以上の内、私は27日の第三部と28日の第一部を聴いてきた。 演奏は全曲、被爆ピアノを用いられた。 ピアノの音色は明るくまろやかで、解脱したような響きであった。 おそらく平和希求のコンサートで奏でられることで鎮魂されていった のであろう。演奏曲はクラシック曲に加えて佐藤氏が作曲されたオリジナル曲 が強い平和と安寧の気持ちでもって演奏された。 28日のハンドベルは名古屋では金城学院高校生が演奏されることで超有名である が、まともにゆったりと聴くのは初めてであった。澄み切った清らかで、心洗わ れるような響きで魂の平穏を感じるような演奏であった。声楽家卒業生による ミサ曲や東日本大震災直後に作曲された「花は咲く」には涙が出るような気持ち となった。平穏であることが、いかに尊いことであるか。 なお27日(土)第三部の演奏家はヴァイオリン谷口沙和さん、ピアノ佐藤奈菜 さん、宮脇彩永さん、ソプラノの尾崎保乃歌さんであった。 28日(日)の第一部では谷口さんは佐藤さんによる被爆ピアノで二曲を演奏された。 被爆ピアノの存在を通して平和の尊さを訴えかけることは、世界的に戦争や 紛争が続く今日において、唯一の被爆国である日本人としての重責だろう。 そのきっかけを立ち上げた佐藤氏、谷口氏に敬意である。 |
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■ Tocka(トスカ) 2024年08月09日(金)、ANNEX HITOMIホール(名古屋市中区葵) |
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ロシア語の「トスカ」とは(心の)鬱ぎ、鬱々とした状態、憂愁、哀愁や
絶望の意味だという。その反意として郷愁、憧れ、未だ見ぬものへの
魂の探求などの解釈があるという。
そのタイトルに表現されたチラシの肖像画では、どこか遠くへ視線を送った 茫洋とした表情の男性が描かれている。 その混沌とした心情は歴史精神(その時の時代精神)によって生み出された 音楽かもしれないが、曲には鬱ぎや絶望のなかから光が差し込む救済の望み のメロディも見いだせた。 1st ヴァイオリンやビオラは奏者を替えながらも、各演奏家が渾身の魂の 入力で演奏された壮絶なトスカ感を感じさせる素晴らしい演奏であった。 特にショスタコーヴィチとプロコフィエフでは「トスカ」からの救いが 異なって感じられる。ショスタコーヴィッチの場合、スターリン時代から の解放の予言と願望が有ったのかもしれないが、しかしフルシチョフになって 何が変わったというのだろうか。そして現在、果たして我々の進む未来が 不安故に「トスカ」の心情に陥ってしまうということも あろう。07月27、28日に谷口氏らによって開催された被爆ピアノを使った 「平和コンサート」とセットで考えたい内容であった。 余談になるが、プッチーニ作曲のオペラ「トスカ」であるが、トスカとは 固有名詞くらいに思っていたが、このロシア語の意味が隠された名前なの だろう。そう思うと、オペラ「トスカ」への理解も深まったように思えた。
(演奏家)
(曲) (アンコール)グラズノフ;ワルツ
(主催)谷口沙和氏 / ON Music project |
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■ 「古都づくりの集い」(あすかのサマバケ) 2024年08月10日(土)、日本料理「萩王」(奈良県明日香村飛鳥) ヴァイオリン谷口沙和氏、フルート細川杏子氏 ON Music project |
上写真;右側に萩王さんの御屋敷。
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| 上写真;門から土間の建物までお庭を通る。美味しいかき氷。 | |
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上写真;金の間で素晴らしい演奏をされる細川氏。
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明日香村観光協会交流活性化事業実行委員会「あすかのサマバケ」
参加で、「古都づくりの集い」として萩王さんで演奏が行われた。
日本料理の「萩王」さんは大正初期に五條から移築された古建築で、 まず大広間で 濃厚で美味しい完熟マンゴーとラズベリーのあわ雪氷 を頂いているうちに演奏が始まった。 その後に谷口氏は蔵の中、細川氏は書院造の金の間と別々に移動 されて演奏された。風格あり重厚で歴史ある御屋敷の中で演奏される ヴァイオリンそしてフルートは、同様に風格と気品に満ちた響きで 明日香の歴史の地に融合したように思えた。 かき氷、演奏、展示作品そしてお屋敷と明日香の村の雰囲気を 味わわせて頂き素晴らしい時を過ごさせて頂いた。 |
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■ After Concert (第二回 被爆ピアノ 平和コンサート) 2024年09月16日(月・祝)、モナペトロ(名古屋市中区栄) |
上集合写真は左上から時計回りで、鎌田氏、Minako氏、清水氏、
七瀬氏、PAGE氏、谷口氏、佐藤氏演奏中の写真は、許可になったアンコール時の撮影。 |
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今年07月27日(土)、28日(日)に名古屋で、広島への原爆投下
によって被爆したピアノを迎えて「第二回 被爆ピアノ平和コンサート」
が開催された。
そのコンサートの「After Concert」として、前回出演された音楽家の
一部による演奏会が開催されたので聴いてきた。
演奏家は8名で、下記の通り (休憩)
※谷口氏の誕生日(9月13日)を祝う奏者と観客によるサプライズ
(アンコール) |
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■ 秋の music cruise 「再発見!中川運河の魅力」 2024年10月19日(土)名古屋市、ささしまライブ〜ガーデンふ頭 ヴァイオリン谷口沙和氏、オーボエ前田菜穂子氏 |
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名古屋の中川運河で運航された「秋の Music cruise 」に乗船。
船内で演奏家が演奏される音楽と沿岸の案内を聴きながら楽しむ片道約50分の 船旅である。谷口氏が演奏される音楽便はこれまで全て晴れていたが、初めての 雨便となった。船窓の水滴や流れる雨だれにくすんだ水面に景色は晴れとは違う メランコリックな船旅となって、晴れ便とは違う魅力に満ちていた。 ヴァイオリンとオーボエの響きはまろやかに溶け合い、音色の相性がいいもの だと感想を持った。久々の音楽便、本当に楽しかった。 |
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■ 2024年10月20日(日) Autumn SALON CONCERT 、名古屋観光ホテル ラウンジ・ジャルダン (名古屋市中区錦) 「ジャルダン サロンコンサート〜Vol.7 ピアノ三重奏」 ヴァイオリン谷口沙和氏、鈴木理桜氏、ピアノ佐藤奈菜氏 |
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名古屋の名門ホテルである「名古屋観光ホテル」のラウンジ・ジャルダン
においてピアノ三重奏演奏会が開催された。
18時からディナーで、19時から演奏であった。さすがジャルダンの美味しい 料理に舌鼓打ちお腹が満たされたころ、今度は名演奏で心も満たされた。 演奏曲はクラシックだけでなく秋をテーマにしたポップスや童謡なども演奏され て、秋の夜長の芸術のひと刻を楽しませて頂いた。 向かい側のテーブルが鏡のように美しく、ちょうど谷口さんが映っていたので 写真の上下を反転させた写真もUPしてみた。 |
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Last Updated 2024-10-22