日本!(真野恵里菜)
3-2 映画
■ 映画 「怪談新耳袋怪奇」(ツキモノ・ノゾミ)

(平成22年10月3日、 TOHOシネマズ名古屋、舞台挨拶と上映で観賞)

舞台挨拶は丹羽多聞アンドリュ氏の進行で、真野ちゃんに問いかける形で約15分間、行われた。「ツキモノ」「ノゾミ」の2本立てで、内容も異なる作品で、どのように表現に変化をもたせたか、主演者の真野ちゃん自身から聞けるのは、貴重である。個人の意見を尊重した監督ゆえ、髪型の変化まで考える力を養わせて頂いたというコメントには、感心しきりである。
「ツキモノ」の怪奇物は、このような憑き方をするのは、日本の怨霊のスタイルとは異なっていると思った。菅原道真の怨霊、崇徳上皇の怨霊など、怨霊は姿を現さずに社会や国家に祟った。「ツキモノ」の怪奇物は、外国のモンスターに近い存在かと思う。なれど、メッセージ性は現代の社会を風刺するに十分だろう。モンスターの呟く「背負う気あんの」「ミザルキカザルイワザル」という呪文は、具合が悪そうな女性に声を掛けた あゆみ(真野)が、どこまでその女性に責任持てるか問いているのだろう。他人に無関心でいて殻に閉じ篭りな社会風潮の中で、人は他人にどこまで関われるのか、責任持てるのか、、、そんな無関心社会がモンスターとして顕現したと云えよう。
「ノゾミ」は、姉妹の事故を題材にし、心理的描写も難しい作品であった。事故からトラウマとなる題材は多いだろうが、そこに怨霊が関連するのがホラー由縁だろう。このような憑きモノや霊媒師の存在は、霊媒師をイザナギ流や陰陽師に置き換えれば、古来からの日本の怨霊憑きに共通する。「ノゾミ」の長回しした緊迫する映像は、恐怖を増長するに十分な映像表現であったし、真野ちゃんの表情のアップも手に汗握る。「ツキモノ」でひたすら恐怖に慄く演技に比べ、「ノゾミ」では自己を責める複雑な心理を真野ちゃんは、目の演技を交えながら見事に表現していた。「ツキモノ」の真野ちゃんは、助けに駆けつけたくなるが、「ノゾミ」の真野ちゃんには、そんなに苦しまなくとも、と声を掛けたくなってしまう。不覚にも「ノゾミ」の最後の方では、涙がタラタラと流れ落ち、一緒に観に行った横の妻に見られまいと焦ったが、妻も涙したようである。
「ツキモノ」「ノゾミ」、両作品とも見応え十分である。


■ 映画 「A bed〜二十歳の恋」 2010年札幌国際短編映画祭上映映画 主演 (未見)


■ 映画 「美雪の風鈴」

平成23(2011)年8月27日、 横浜みなとみらい Brillia SHORT SHORTS THEATER にて観賞。
東京お台場における Tokyo Idol festival 2011 での真野恵里菜ちゃんのコンサートの前に、横浜みなとみらい で、真野ちゃん主演の映画を鑑賞してきた。
真野ちゃんのライブでお馴染みの横浜BLITZ向かいの駐車場に車を置き 歩くこと約400mで、上映劇場の Brillia SHORT SHORTS THEATER がある。短編主体の上映劇場だが、座席は カンヌ映画祭と同じという豪華な作りである。
真野ちゃん主演の映画は、落合賢監督【美雪の風鈴】といい、8月1日から「映画祭スペシャルプログラムE」の一つとして上映されている。

(ストーリー)
真野ちゃん演じる美雪は、腹違いで歳の離れた弟2人を車に乗せて祖母の田舎へ初めて訪れる。田舎を珍しげにはしゃぐ弟を尻目に、携帯も圏外で不機嫌で弟に当る美雪。複雑な家庭を想像させるが、そんな美雪には優しく迎えてくれる祖母さえも不快でならない。そんな美雪の前に、祖母の知り合いなのだろう、近所の青年が現れて、美雪を野に連れ出す。広がる麦畑の光景に輝いたかとみえた美雪の表情も、すぐに曇る。そんな美雪を驚かせようと青年は、“秘密の場所”へ案内する。知らずうちに付いて来ていた弟2人を叱って追い返す美雪。青年の案内してくれた場所は、山間に落ちていた第二次大戦中の不発弾の場所だった。付いたままの起爆装置のピンを抜け、と青年に言う美雪。キスを条件に承諾するが、ピンを抜いても爆発はしなかった。目を閉じさせて、青年の口にカエルをあてがう美雪。美雪は祖母の元へ帰る。風鈴の音色に、戦争で亡くなった親族の顔が浮かぶという祖母。風鈴には爆弾のピンが使われていた。それを見た瞬間、弟が帰っていないことに気付き、もしやと慌てて不発弾の元へ走る美雪。不発弾に乗って遊ぶ弟。慌てて弟を不発弾から抱いて逃げた瞬間、不発弾はバランスを崩してゆっくりと地面を転がり爆発する。舞い上がる落ち葉と米軍が撒いたビラが雪のように降ってくる。祈る祖母の元に帰った美雪を、祖母は抱きしめる。何事も無かったかの如く、またそれまで通りの田舎の静かな時間が戻ってくる。。。

家庭事情を背景に田舎へ来た事情を受け入れがたく、性格悪くふてくされたようで意地悪な女の子の美雪を演じた真野ちゃん。本来の清純なイメージとはかけ離れている役柄である。そんな美雪が田舎での一瞬の体験をしたことで、素直な女の子に変わったことが最後の最後の祖母への「は〜い」という返事のトーンとニュアンスと表情で絶妙に表現されており、救われたような気持ちになった。返事一つで変化を表現した真野ちゃん、素晴らしい演技であった。清純派そのものの真野ちゃんに、最後に戻ったということか。祖母が風鈴の音色のことを語るのを聞いて、そして不発弾の爆発という生死を越えることで、今の自分が祖先から連綿と繋がる生命を受け継いできているということ、そして戦争という悲惨な情況を潜り抜けた辛い時代もあったことを、美雪は一瞬で悟り素直な気持ちになったのであろう。僅か20分間のショートムービーであったが、内容が濃いし、映像表現も美しかった。何よりも真野ちゃんが素晴らしかった。


■仮面ライダーX仮面ライダーフォーゼ&オーズ Movie大作戦 MEGA MAX

平成23(2011)年12月10日観賞
真野恵里菜ちゃんが女性仮面ライダー“美咲撫子”として出演している本日よりロードショーの、劇場映画『仮面ライダーX仮面ライダーフォーゼ&オーズ Movie大作戦 MEGA MAX』を109シネマズ名古屋シアター4にて観てきた。
ロビーで仮面ライダーのベルトを巻いた40歳代のオッサンが仁王立ちになってポーズしていたり、入場列の真ん前の親子がバケツくらいのサイズのポップコーンのカップを抱かえていたりと、かなり雰囲気に飲まれそうになった。 仮面ライダーファン、主演男優ファンの女性、親子連れ、特撮ファン、そして真野ちゃんファンと渾然となった客席、、、熱い。
映画は何章かに分かれていて、終盤に収束していく構成。仮面ライダーは1971年から放送されているらしいが、実はTVででも観たことがなかったので、今回が初見であった。
殆どが格闘シーンの中で、真野ちゃんの美咲撫子と仮面ライダーフォーゼである如月弦太郎との儚い恋物語は、一服の清涼剤にして淡い気持ちにさせてくれる。
添付写真左側は、映画のパンフレット。 右側は、BLT 12月号。 そしてチケット。


■ 映画 【わが母の記】

平成24(2012)年4月28日 ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)&5月5日TOHOシネマ浜松で観賞。
5月5日は、原田監督、真野恵里菜 両氏の舞台挨拶あり。


■キャスト
伊上洪作:役所広司
八重:樹木希林
伊上琴子(洪作の次女):宮崎あおい
伊上志賀子(洪作の長女):ミムラ
伊上紀子(洪作の三女):菊池亜希子
伊上隼人(耕作の父親):三國連太郎
伊上の妹で次女:南果歩
伊上の妹で長女:キムラ緑子
編集者の瀬川:三浦貴大
八重の面倒をみる女中・貞代:真野恵里菜

■スタッフ
監督:原田眞人
原作:井上靖
脚本:原田眞人

配給:松竹   公開:2012年GW

(4月28日、名古屋で観賞後の感想↓)
真野恵里菜ちゃん出演で、今日から上映の映画【わが母の記】を観てきた。
真野ちゃん現場では中高年が多いとは云え、この映画鑑賞者の年齢層の高さに驚いた。
「夫婦50」 の割引で入った 私と妻 が最も若い観客の部類という、そんな客層だった。
文豪・井上靖(氏)の自伝的小説の映画化だから、おそらく文学ファンをも取り込んだ客層なのだろう。
撮影は井上靖氏の自宅で行われたのみならず、故郷など所縁の伊豆など足跡を尊重しながら撮影されている。
物語は井上靖(物語の中では伊上洪作)の幼少の頃に母に伊豆に捨てられたという記憶から始まる。
伊上が作家として成長していく過程で、フィクションのみならず家族をノンフィクションとして描く 作風の在りかたと家族の在り方のギャップに娘の琴子が疑問を抱く。伊上の父の死後に母の八重は 徐々に認知症を呈するようになる。殆ど自己認識が出来なくなった頃、八重は無意識の中で息子伊上について 独り言のように歌うように語り出す、、、その事実とは。。。(ネタバレのため伏せます)
映画の最中はあちこちからすすり泣きが聞こえてくるが、私は途中で涙が出ることは無かったが、 エンディングクレジットの時に ついに堪えきれず嗚咽が漏れてしまった。
母・八重を誤解していた人生、それが氷解していく過程、遅すぎたその時期が残念ではあるが 誤解が解けることが伊上と八重の鎮魂に繋がるのであろう。
役所広司氏、樹木希林氏、宮崎あおい氏ら 3人の表情一つ一つに意味を篭めた名演技なればこそ 仕上がった、重厚な内容である。認知症になっていく過程が、家族の苦悩や苦痛として描かれていない のは、認知症になっている本人が苦痛でないからかもしれないが。しかしながらその母親に振り回される 内容が続くのは音楽で云えば短調になりがちである。そこに登場する真野恵里菜ちゃん演じる お手伝いさんの貞代。琴子の伊豆到着の時、顔を泥だらけにして清水で手を洗っているシーン、 そして母屋に靴も揃えず駆け込む田舎娘の姿で登場である。周りの喧騒を意に介さず蜜柑にお菓子 を頬張る貞代は、音楽なら長調。暗くなりがちなシーンに均衡を持たせてくれる、そんな存在だ。
映画に深みと巾を与える真野恵里菜ちゃんも見事な名演技だった。

(5月5日、観賞2回目後の感想↓)
昨日は 映画【わが母の記】を、静岡県浜松市の TOHO CINEMAS で観賞してきた。
18時開映の回であるが、特記すべきは、監督・脚本の原田眞人氏、貞代役の真野恵里菜氏の 登壇による舞台挨拶があったこと。
内容は真野ちゃんからは、映画に携わった感想や現場での感想やエピソードの披露。そして 映画を通して考えた家族についてなど、鑑賞者へのメッセージ。原田監督からは、海外上映での 反応や度々登場する和食について。そして樹木希林氏の存在や、真野ちゃんの食べっぷりの披露。
そして上映中の本作への熱い意気込みを語って下さった。

2度目の観賞となるが、前回は樹木希林氏が演じる八重の認知症におちいっていく過程と、それを 取り囲む伊上家の家族の反応、そして役所広司氏演じる伊上洪作のトラウマからの解放ばかりが みえていた。 改めて観賞すると、その八重が老けていく過程で体もどんどんと小さくなる 樹木希林氏の演技に感嘆するが、のみならず宮崎あおい氏演じる琴子や次女役の菊池亜希子氏の 成長過程の演じ方など、時系的な過程の人間の姿と内面の変化が実によく表現された演技で驚く ばかりであった。
中学生時代の琴子(宮崎)が祖父(三國連太郎)の葬儀の時に八重に、父親ってどんな子供だったか 訊ねる。その返事が、実は最後になって重要な意味を持っているとは、ミステリータッチである。 母・八重に捨てられたと思い続ける伊上洪作(井上靖の役上の名前)の反発、それがあるから こそ和解(とも思える)状態になるのは母・八重が重度の認知症になるまで待たなければなら なかったということは、かなり残酷なことである。しかし初見の時のブログにも書いたように、 認知症状になっていく過程の本人や家族の苦悩は強烈には描かれていない。むしろユーモアで 表現されているのだが、これは初見後の感想同様、認知症におちいっていく八重のフィルターを 通しているからではないかと思う。認知症状になっていく本人には、苦悩を実感する感覚が薄いの ではないかと思うからだが。
それぞれの家族構成員や八重が成長・変化しつつも、お手伝いさんの貞代(真野恵里菜)は、上流階級 家庭でお手伝いしながらも、田舎娘そのまんまで変化しないのが楽しい。周囲が変化する中で変化しない ことは、周囲の変化を際立たせるし、逆に貞代の素朴感が輝くことになる。 食いしん坊なお手伝いさん ということだが、琴子(宮崎あおい)が貞代(真野恵里菜)に、美味しい? と訊ねるシーンがある。 その時の琴子の表情は、貞代を家族の一員として愛している優しさだけでなく、まるで同じ“幼い顔”同士で 宮崎氏が真野ちゃんを妹のように可愛がる素のような表情に思えてしまった。
細かいことを云えば、八重が入り込んだトラック野郎が集う食堂のテーブルの上に、確か10円を入れる 卓上おみくじ が有ったりと、時代背景の小道具も楽しめた。


上写真; チラシ・チケットそして右上の真野ちゃんは映画パンフレットの一部。


上写真; 浜松は 祭り の最中だった。屋台とパンフレット。


■  映画「仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム」

平成24(2012)年12月8日より全国ロードショー、、、、12月22日観賞
この映画、ロードショー後2週間たっても当地の観客動員数1位である。ライダーファンやちびっ子に人気なのだろう。そのような映画に昨年に続いて登場とは、嬉しいことだ。映画的には殆ど90%が格闘シーンなのだが、それで話が成立して進んでいくのだからライダーの格闘シーン好きにはたまらないのだろう。 真野ちゃん扮するなでしこも、変身しないでの格闘シーンが観られ、真野ちゃんファン(マノフレ)としてもたまらない。コンサートや舞台が続く中で、いつ撮影したのだろうか。恐れ入る。最終シーン、4人並ぶライダーの中の一人に真野ちゃんが並ぶのだから、その存在は大きい。 真野ちゃんのアクション、見応えたっぷり!


■ 映画 「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 」

〜劇場版 結 漸ノ編 & 結〜爻ノ篇
真野恵里菜=スペックホルダーのサトリ役で出演。

漸は平成25(2013)年11月1日よりロードショー(観賞は翌2日)
爻は平成25(2013)年11月29日よりロードショー(観賞は翌30日)

まさかの自己犠牲によるスケールの大きな結末。
真野ちゃんは、相変わらずの きゃわいさだった。

↓添付写真は、映画館に置かれたキャラクターシール作製機で真野ちゃんのサトリを作製。


■ THE NEXT GENERATION 〜 パトレイバー

真野ちゃん主演作 (こちら)⇒ http://www.photoland-aris.com/myanmar/mano_erina/7-3/


■ 新宿スワン

 平成27(2015)年5月30日ロードショー 、6月6日鑑賞

新宿歌舞伎町で展開するスカウトマン達の覇権、権力争いの中、その男どもの野望と無関係のように自らの幸せを掴もうとする女性、そしてそれを願うという異端児的な主人公を軸に話が進む。舞台となる歌舞伎町、そこで生きていく男たちには暴力、薬、金など一般的小市民には犯罪と思われること も、生きていく手段なのだろう。決して他人に弱みを見せず油断することない精悍な表情は、不敵な面構えの男優さんばかりだ。

その中で思いやりとか優しさという感情を失っていない主人公は、夜の世界で生きていく3人の女性に情を通わせる。女優さんは 真野恵里菜ちゃん、山田優さん沢尻エリカさんだ。山田優さんは歌舞伎町で一国一城の主たる威厳を失わないママさんを演じ、沢尻エリカさんは没落していく様を演じた。 真野ちゃんは持前の明るさだけでなく、歌舞伎町で潰されていく姿の暗さを見事に演じた。歌舞伎町へ飛び込むことで自らを失い、奈落の底へ堕ちていく女性の姿は真野ちゃん演じた栄子が代表的に代弁していた。

沢尻エリカさんの没落は、薬に蝕まれていく、もう一つの地獄をみる歌舞伎町で生きる女性の末路の姿の代表だ。

( 星の王子様の話はもう少し削って、真野ちゃんのシーンをもっと観たかったナ)この映画、イケメン男優の凄みのある姿と同時に、三者三様の女性の生きざまも見どころだ。

パンフレットには 沢尻エリカさん、山田優さんに挟まれて真野ちゃんの姿が載っていた。


■ ラブ&ピース (園子温 監督)

 平成27(2015)年6月27日ロードショー (未見)


■ リアル鬼ごっこ

 平成27(2015)年7月11日ロードショー、 6月27日大阪シネマシティでの先行上映鑑賞

大阪ステーションシネマ で行われた舞台挨拶付き先行上映会に行ってきた。 トリプル主演の 真野恵里菜ちゃん、トリンドル玲奈氏篠田麻里子氏が登壇した。司会者が質問する形で 撮影について、監督の感想などを話し、メッセージを観客に各人が伝えて舞台挨拶は終了となった。引き続き映画上映 となったが、映画は真野ちゃんがメッセージで仰ったようにセリフが大きなキーワードとなって展開していった。

原作は読んでいないが、原作まんま っていう訳では無いそうだ。かなり監督の園子温氏の世界観が入っているのだろう。

トリプル主演とは3人が、どのように出るのか?観る前の疑問が驚きに変わった。話の展開も予想外で、単なるホラーサスペンス的な内容ではない。構成や意味が深い映画なのだ。とにかく、7月11日に公開されたら、また観たい。

添付写真は舞台挨拶風景。スマホやガラ携帯に限って、突然 撮影が許可された。制限時間は30秒くらいであった。


■ 映画 みんな!エスパーだよ!

  平成27(2015)年9月4日より全国ロードショー
  (9月6日 名古屋ピカデリーでの上映と舞台挨拶を鑑賞)

TV連続ドラマを観ていなくとも分かる内容だが、原作アニメやTVを未見の人のために東三河の高校生や住人がエスパーになる過程から始まる。エスパーになる過程や自分の身の上に起こった変調に戸惑う辺りはTVに比べて、より濃厚に行為の表現がなされている。

その行為とは身に覚えのある人なら思わず照れ臭くなるシーンだ。デートの交際初期に二人で観るのは気まずいだろう(汗)。エスパーが出そろってから敵エスパーが出現するまでは中弛みのように思えるが、その平々凡々とした中から、事件が起こり始める。敵エスパーが蜂起した理由は、ありきたりの名目の羅列だったのが残念だ。その名目のためにエロ化するというのが唐突だ。

だけど、その名目のありきたりさに気恥ずかしくなるのに、そのためのエロ化っていう辺りからしてリアリティーを追及してはいけない妄想の続きなのだ。そう、自慰も敵の蜂起も妄想の世界なのだ。

この妄想の世界に遊ぶという幽玄さを楽しまなければ、付いていけない映画なのだ。 だからこの映画を楽しむことができるかできないか、それは試されているといって過言でない。

単にクダラナイと片付けるべきでない映画なのだ。最後は純愛を追及した嘉郎が不純世界に打ち勝って、純潔の尊さゆえに世界を救済する。このド真面目なメッセージが不真面目そうに見える映画に隠されている。

たまらなく見応えある映画だった。余談だが、並み居るエスパーの能力って結局は何の役にも立たなかったのが笑える。それぞれのエスパーの能力については、2年前のTV連続ドラマで楽しめば良いのだ。真野ちゃん、相変わらず女子高生制服が似合って可愛かった。バスローブ姿にはドキドキした。

愉快でエッチで、それでいて真面目な映画だ。楽しかった!


■ 映画「 Orange -オレンジ- 」

  上田莉緒役

(未見)


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Last Updated  2016-03-14