日本!(雅楽・舞楽)
No.12 生田神社『雅楽の夕べ』
撮影場所&日;神戸市中央区、平成18(2006)年9月23日
撮影機材;Nikon D70S+SIGMA18−50mmF2.8、D80+80−200mmF2.8D

能【箙(えびら)】で、梶原源太景季の化生の姿の前シテが謡う、、「東は生田の森。西は一の谷を限って。其間三里が程は満ち満ちたり」、、そう、ここは源平合戦の頃から名森であり、源平の古戦場にもなった。
一歩生田の森の鎮守社、生田神社から足を踏み出すと、大都会神戸の喧騒に飲み込まれそうになる。それに比べて生田神社の静寂と森を渡る風は別世界である。清々しい気に満ちた生田神社さんにおいて、生田雅楽会さんの定期演奏会が奉奏された。昨年に続いて二度目の拝聴で撮影させて戴きました神楽、舞楽の写真を、どうぞ御高覧下さい。

■剣の舞
《浪速神楽》であり、剣と奉持して舞い、やがては抜き身で舞う。魔障祓いの舞である。浪速神楽とは、京阪神地区のお社に伝わる神楽である。
例えば「花祭」とか「霜月祭り」とかは三遠南信地方の里神楽の一種で、湯立神楽が夜を徹して行なわれる。そこで剣を採り物に四人で舞う演目があり、その内容を彷彿とさせる舞である。例えば「花祭」における剣の舞は、http://www.photoland-aris.com/myanmar/japan2/5/ でご参照下さい。


■悠久の舞
蒙古来襲の時、京都西加茂の正伝寺の住職、宏覚禅師によって詠まれた歌に、昭和15年に宮内省楽長・多忠朝氏が作曲・作舞した。


■朝日舞(下左写真)
■還城楽〜右方(下右写真)

朝日舞は昭和25年に、神社本庁において制定された祭祀舞。宮司舞と云うが、若い神職さんが奉舞された。
還城楽は、左方右方の両方あり、当夜は右方で舞われた。


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Last Updated  2006-10-03