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No.57 浅間祭 (南伊勢町 贄浦)
撮影場所&日; 三重県度会郡南伊勢町贄浦、平成22(2010)年6月27日

贄浦に着いた時は、まだ雨が降っていたが、午前10時に行列が集会所を出る頃には薄日も差す天気に回復した。集会所から出た行列は、浜へ向かって掛け踊りをした後、海岸横の丘の上の浅間神社へ登って行く。そこでまた「浅間講賛歌」という音頭に合わせて踊る、実は私がここの浅間祭に興味を持ったのは、その音頭の後に誦えられる念仏である。
「懺悔懺悔六根清浄、、、ノウマクサンマンダ バアサラダ センダン マアカル シャナン ソワカ ウンダラソワカマン」
先々週の古和浦の浅間祭を拙HPにおいてUPした際、浅間祭は富士山の富士講より、あるいは伊勢の朝熊(あさま)と ここの浅間(あさま)は、より深い関係があるのではないかと想像した。死霊の集まる霊山の朝熊山が、各集落においても浅間として富士講と習合したと考えたのである。でありながら、今回の贄浦の浅間祭は前想像を翻したかのごとく、修験道との関連で考えなくてはならないだろう。贄浦の講員は、首から数珠を垂らして掛け踊りを踊り、浅間神社へ向かう。前記した「懺悔懺悔六根清浄ノウマクサンマンダ〜」は周知のように、大峯(峰)修験の大峯の奥駆けなどの唱え言葉であり、修験道の理念的中枢仏である大日如来の真言あるいは不動明王の真言だと思われる。ここの浅間祭では、山上の祠の前に膝まついて唱える。数珠に修験の唱え言葉とは、まさに修験道の影響が強く残った浅間祭であろう。
ところで興味深いことがある。本地垂迹説において浅間神社の御祭神の木花之佐久夜毘売命は、本地仏が阿弥陀如来である。阿弥陀如来は熊野本宮大社の本地仏である。このように考えると、益々と贄浦の浅間祭は興味深い。
※贄浦の皆様にはお世話になり、どうもありがとうございました。

上写真3枚;梵天を囲んで浜で掛け踊る。

上写真6枚;浅間山へ登る。そして浅間さんの祠を取り囲んで、浅間講賛歌で踊る。

上写真;懺悔懺悔六根清浄、、、と唱える時は、祠の前でしゃがむ。


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Last Updated  2010-07-07